建物や物だけではない…大切な記録なども守るために必要な警備の仕事

建物や物だけではない…大切な記録なども守るために必要な警備の仕事

近頃の大きな話題と言えば、2020年に開催される「東京オリンピック」でしょう。オリンピックで使用される「国立競技場」なども大きな話題となっています。

県営や市営、都営など、様々な公営施設がある中で、現役のアスリートはもちろんの事、未来のアスリートの方たちも、未来のオリンピックなどに夢を掛け競い合う競技場。そんな大切な場所で警備を行う警備員、今回は、公営の競技場などで警備を行う警備員のお仕事内容などをお伝えしたいと思います。

公営の競技場の警備員とは?

公営の競技場で警備を行っている警備員は、通常の警備員とどのような違いがあるかというと、正直あまりありません。

ところで、皆様の想像する警備員とはどのような物でしょうか?国会議事堂の前にいる方も警備員ですし、スーパーやお店の中を巡回したり、駐車場の交通誘導を行ったりしている方も警備員です。スーパーと国会議事堂などを比べると、大きな差を感じてしまうかもしれませんが、同じ業務をしています。

警備員の業務とは、場所によって様々かもしれませんが、大きく一言で説明するなら「変事に備えて警戒し、防備すること」です。警備員は通常と変わらないように、何かトラブルが起きないように警戒し、備えて防備することが大切なのです。

ですので、公営競技場での警備員とは、競技場や選手や観客だけではなく、競技が行われているときの競技自体を守ることが大切になります。

競技場の警備員としてのやりがい

前記した様に、競技場を警備する業務ですので、競技自体を守らなくてはなりません。現在、様々なスポーツなどで競技会場が使われています。そのなか、将来のために夢をかけた戦いをしているアスリートの方が多くいらっしゃいます。

メディアに顔が知られているアスリートの方たちなどは熱狂的なファンもいらっしゃるでしょうし、思わぬトラブルが起きることもあります。小さなトラブルにより、記録や結果に大きな影響を及ぼすこともありますので、トラブルは絶対に避けなくてはいけません。アスリートの方たちの将来や選手生命に関わる事もあります。そんな大切な警備が、競技会場などでの警備のやりがいだと感じます。

アスリートの方たちや応援に来ている家族様や観客の方たち、皆様を守って、安心して競技が行えるように警備を行うことが一番のやりがいと言えるでしょう。また、直接競技を観覧することは出来ないでしょうが、観客の熱気や、アスリートの方たちの緊張や鼓舞を肌で感じることもできることでしょう。それも、競技場での警備員としてのメリットと言えます。

競技場の警備員として大変なことは?

では、競技場での警備はどのような事が大変になってくるのでしょうか?一番は、競技を行っているアスリートの方達や、応援に来ている家族や知り合いの方たちなどがトラブルに見舞われないように、気を張り詰めていなくてはならないことが大変な事と言えます。会場の中は、観客一同様々な感情や見方で競技を鑑賞することでしょうが、時にはその空気に真っ向から立ち向かわなければならないときもあります。

例を言えば、有名なフィギュアスケート選手が演目を終えた後、観客からスケートリンク内にクマのぬいぐるみを投げ込まれるのを目にした事がある方は多くいらっしゃると思います。ですが、その行為は警備員からするととても危険な行為ですし、近くの観客が投げ込もうとしたら止めなくてはいけません。ですが、観客からは「みんなやっているじゃない」と言われることもありますし、スケートリンク内に一つでも小さなものが残っていると、次の演目に支障がきたすこともあるので、観客を静止することが大切になります。

観客の方は熱くなっている方も多く、それに合わせて警備員も熱くならないように、冷静な対応を行わなければならないのが、競技場での警備の大変なところと言えるでしょう。

まとめ

このように、競技場での警備を行うときは、施設や物だけではなく、アスリートの方たちや、観客の方たちと、守らなければならないものが多くあります。会場の中の熱気に飲み込まれないように、自身は冷静でいなくてはなりませんし、熱くなった観客を静止するのは並大抵のことではありません。

ですが、将来のオリンピック選手や夢を詰め込んだアスリートの方たちを守り、厳正な記録を出してもらうためにも、トラブルは絶対に起こさないと、しっかりと責任感ややりがいを感じられるお仕事です。皆様もぜひ、警備員として様々な笑顔や記録を守る仕事をしてみてはいかがでしょうか?歴史的な記録などにも立ち会えるかもしれないお仕事です。

当社「桃源警備」では、様々な警備を行う業務をご紹介しています。何かを守りたい、人の役に立ちたい、やりがい、責任感のある仕事をしたいと考えている方は、是非当社に連絡ください。一緒に大切な「人物」「建物」「夢や笑顔」を守る仕事を行いましょう。