警備業において機密保持は絶対に守らないといけない!機密保持を徹底解説

警備業において機密保持は絶対に守らないといけない!機密保持を徹底解説

警備業において絶対に守るべきことがあります。それは機密保持です。警備業において機密保持は非常に重要なことであり、守らないと警備業の会社だけでなく、警備業に従事した個人に関しても刑事的な責任を問われる可能性があります。そこで今回は絶対に知っておいてほしい機密保持について徹底解説していきます。

機密保持ってどんな意味?

機密保持とは会社や国などが外部には決して情報を漏らさないことを意味します。企業であれば、企業独自の技術によって開発された商品の開発技術が外部に漏れてしまうと、その技術を真似されてしまい、大きな損失につながることがあります。また技術だけでなく、会社や国が保持する個人情報に関しても外部に漏れるようなことがあれば、会社だけでなく、個人が大きな損失を被ることになります。

最近では、クレジット会社が個人情報を流出してしまったことで大きな問題となっています。会社や国にはそれぞれ重要な機密を持っており、保持をしているのです。

仕事をしていると、必ず個人情報や企業の営業秘密を知り得る機会があります。その際に自分の利益を得るために機密を勝手に持ち出したり、企業などの逆恨みで損失を与えるために機密を持ち出したりすると法的な責任に問われます。警備業だけでなく、全ての仕事には機密保持の責任があるのです。

警備業における機密保持とは?

警備業に従事していると、必ず企業の機密と直面することがあります。時間帯も夜の従業員のいない時間帯であれば、警備員は施設の機密文書の保管場所を把握することができるとも言えます。そのため、警備員は機密保持をしっかりとするという仕事以外にも機密を外部に漏らさないように徹底することが求められます。

警備員が企業で警備をしていると知り得る情報としては、企業が保持する個人情報や企業の営業秘密などがあります。また警備員は防犯をしていますが、機密文書などの保管場所も知り得ることがあります。

万が一、警備員が機密保持を破ってしまえば、企業にだけ損害が起きるだけでなく、警備会社の信頼も崩れ、警備会社が賠償責任を負う可能性もあります。

警備業に従事する際は機密保持に注意する

警備業に従事する以上、機密保持は絶対に注意しなければいけない事項です。家族や友人であっても、警備業に働いていることで知り得たことは絶対に口外してはいけません。

最近ではSNSによって簡単に情報を拡散することができます。SNSなど不特定多数の人に機密情報を拡散してしまえば、拡散を止めるすべがなくなります。ですから、家族や友人であっても警備業に従事する以上、機密保持をしっかりと意識する必要があります。もちろん、警備員でなくても、仕事上で知り得た情報は、労働基準法において労働契約で外部に漏らすことを禁止されている企業がほとんどです。

警備業における機密保持は、守秘義務として守ることが定められています。不正競争防止法は営業秘密を不正の利益を得る目的、もしくは営業秘密を保持している者に損害を与える目的でその営業秘密を漏らしてしまった場合、損害賠償請求を行うことができると定めています。

このように社会的な認識として機密保持を守ることはもちろん、法的にも罰せられるため、警備業に従事する方は、機密保持に常に注意する必要があります。

まとめ

機密保持は、企業が保有している情報を外部に漏らさないことを意味します。仕事をしていると企業の営業秘密や個人情報を知り得る機会が必ずあるので、常に機密保持を意識する必要があります。警備員はさらに警備をしている上で企業の情報を知り得る機会が多いので、より一層注意が必要です。

「桃源警備」では警備員の機密保持を徹底しております。信頼の警備を提供していきます。