警備員の年収ってどれくらい?正社員として働こうと考える人には重要な情報

警備員の年収ってどれくらい?正社員として働こうと考える人には重要な情報

「経験不問・年齢不問」…警備会社の求人広告では、しばしばこのような謳い文句を目にします。未経験でも挑戦でき、また、日当も魅力的なので初めてのアルバイトに警備員を選ぶ人も少なくありません。仕事に慣れてくると、ずっと続けてみようかな?と思う人もいることでしょう。

そこで気になってくるのが警備員の年収です。正社員として働きたい人はもちろん、アルバイトとして働き続ける人も是非ご覧ください。

警備員全体の平均年収

厚生労働省の賃金構造基本統計調査の数字をもとに導き出される警備員の平均年収は、308万円でした(平成29年)。この数字にどのような印象を持たれるかは、人によって違うかと思います。

男性警備員と女性警備員それぞれの平均年収

男女の性別にかかわりなく勤務できるのが警備員です。そこで、男女別の平均年収を見てみると、男性は310万円、女性は257万円という数字になります。50万円強の差がありますが、この違いは夜勤をするかしないかの違いによるところが大きいように思われます。

もちろん、女性の警備員でも夜間勤務は可能ですが、自身の安全確保の観点から夜勤はしないという女性は多く、また、警備会社自体も女性には夜勤をすすめないというのもあるので、このような金額の差が出てきてしまうのはやむを得ないかもしれません。

実態は大きく異なる

ただ、これはあくまでも「平均」の金額にすぎません。この308万円という数字は、正社員や契約社員、またアルバイトの区別は関係なく、すべてを合計して得られた「平均金額」なのです。

警備のアルバイトの魅力の1つに「好きな時だけでOK」というものがあります。このことから警備のアルバイトをしている人の中には、自分の時間を大切にしている人も少なくありません。そういった人は週に2~3日の勤務で満足している人も多いのです。

また警備業は定年退職後の次の活躍の場としての人気もあります。定年後に警備を始めた人の中にも、無理のない範囲で働きたいと思う人が多くいるのです。

こういったアルバイトの警備員が平均を押し下げているということを考えると、正社員はその平均値よりも大きい年収を得ているのは間違いありません。

年収を上げるには

どのような職種であれ、年収が上がるのに越したことはありません。警備員としての年収を上げるにはどのようにするとよいのでしょうか。

勤務日数を増やす

警備のアルバイトの給料は「日当×勤務日数」の計算による、日給月給であることがほとんどです。アルバイトの身分のままで年収を上げるには、単純に勤務日数を増やしていけばよいのです。

階級を上げる

また、警備会社によってはその勤務経験により階級制度を設けているところもあります。上位の階級につくとその分の手当ても支給されるので、階級制度がある警備会社に勤めているのであれば、積極的に階級を上げていきましょう。

資格を取る

警備業に関係する資格・検定がいくつかあります。階級制度と同じように、その資格・検定を取ることで手当てを付与するという会社がほとんどです。また、その資格取得を支援する制度を設けている会社も多いので、機会を見つけて挑戦してみることをおススメします。

正社員になる

アルバイトの年収は、実際の勤務日数で大きく左右されます。警備の現場数もその状況によって増減することがほとんどなので、アルバイトであれば現場数が少ないと年収UPを目指すのが難しいときもあります。
そうであれば、正社員を目指すというのも1つの方法です。資格の中には警備業を営む上で必ず有していなければならないものがあります。その資格を取得することで正社員の道もぐっと近くなるのです。

正社員の魅力は、給料が保現場数に左右されずに安定しているという点にあります。さらに福利厚生の充実も期待できるのも正社員のメリットと言えるでしょう。

まとめ

他の業種と比べると、警備員の平均年収は見劣りがするのは否めません。ただ、頑張りしだいで年収アップも十分に見込めるのが警備員なのです。「桃源警備」も皆さんの頑張りにお応えできる制度はもちろん、正社員への道も用意しております。警備員として頑張っていきたいという方は、ぜひお気軽にお電話ください。