警備員の給料は日当が多い!日当を時給にするといくらくらいになる?

警備員の給料は日当が多い!日当を時給にするといくらくらいになる?

給料が比較的に高めなのが警備員のアルバイトです。ただ警備員の求人広告を見ると、日勤〇円、夜勤△円といった日当で表示しているところがほとんどです。1回の勤務で貰える金額は分りますが、時給に換算するといくらくらいになるのでしょうか。時給が高ければ高いほど「割のいい」アルバイトになるので気になります。効率よく稼ぎたい、と考える方は是非ご覧ください。

時給計算をする警備会社はほとんどない

冒頭でも触れましたが、警備会社の給与体系は日当制を採用しているところがほとんどです。そのため警備員の時給は「日当÷勤務時間」で計算できます。となれば、勤務時間の長短が時給の良し悪しを決める大切な要素になってきます。

勤務時間は携わる業務で違ってくる

警備員といっても、従事する業務は数多くの種類があります。オフィスビルや商業施設での施設警備にイベント会場などでの雑踏警備、建設現場や道路工事現場での交通誘導警備が求人の多い警備業務です。

1勤務〇円という日当が支給されるのは基本的にどの業務でも変わりませんが、業務ごとの勤務時間の違いが気になります。それぞれ確認していきましょう。

施設警備の場合

基本的に、オフィスビルや商業施設がオープンしている時間帯に警備を行うのが施設警備です。勤務体制は担当する施設によって違ってきますが、施設警備の中には24時間体制のものもあります。24時間体制の内容も、当直勤務だったり交代制を採用したりするなど、クライアントの意向によって違いが出てきます。

施設警備での勤務時間はあらかじめクライアントとの間で決められた時間で、基本的に変わることはありません。

雑踏警備の場合

アイドルのコンサートや夏祭りなど、イベント会場での警備を担うのが雑踏警備です。雑踏警備は他の業務と違い、イベントの開催時間によって勤務時間が変わってくるのが特徴です。そして、イベントの開始時間やイベントが開催される時間はそのイベントごとに大きく違ってきます。そのため、警備会社によってはイベントごとに特別に日当を設定するところもあるのです。

交通誘導警備の場合

建設現場や道路工事現場での安全確保を使命とするのが交通誘導警備です。主に建設現場と道路工事現場の2種類ですが、建設現場での業務は時間から時間までの勤務を求められるのが一般的です。その一方で道路工事での警備は作業の進み具合によって早く終わることもあるなど、業務に当たる時間の変動が一番大きいという特徴があります。

また、特に道路工事現場は夜勤が多いというのも特徴の1つに挙げられます。道路工事は事前に「道路使用許可」を取らなくてはなりませんが、道路の交通量によっては夜にしか使用許可が下りないところもあるからなのです。

さらに、夜勤の日当は日勤よりも高めに設定されている場合がほとんどです。仮に業務に当たる時間が同じだとすると、日勤よりも夜勤の方が割は良くなります。

地域によっても違いがある

最低賃金という言葉を皆さんもお聞きになったことがあるでしょう。これは地域の経済情勢や物価などを基準に決められるもので、都道府県ごとに大きな違いがあります。令和元年の10月に改訂された内容を見ると790円から1,013円まで、実に230円近くの差があるのです。

当然この最低賃金は警備員の日当にも反映されます。そのため、警備員の時給がこの金額を下回ることはないと考えて差し支えありません。

まとめ

警備員の給料は日当制が基本なので、時給を計算するには実際の勤務時間の長さがポイントになってきます。業務ごとの違いを見てきましたが、安定した現場である方が時給は低くなりがちです。この差は勤務が保証されているか否かの違いと捉えることも出来そうです。「桃源警備」では、みなさんの働き方に合った勤務先を数多くご用意しております。気になる方は是非お気軽にお電話ください。