警備員になるためには資格が必要?資格なしの人でも採用されるのか

警備員になるためには資格が必要?資格なしの人でも採用されるのか

警備会社の求人広告では「経験不問、未経験者歓迎」という謳い文句を目にすることが良くあります。ただ、その業務内容から未経験者には向いていないのでは?と思う人も少なくないようです。そして、何かしらの資格が必要になるのでは?と不安に思われる人も多いかもしれません。

実際に面接に行って資格について聞かれることはあるのでしょうか。これから警備員になろうとお考えの方は、ぜひご覧ください。

資格は一切必要ない

結論から申し上げると、警備員として採用されるにあたって必要になる資格は一切ありません。よく見かける「未経験者歓迎」という謳い文句には嘘偽りはないのです。とはいっても実際に業務に当たる内容を考えると、初めて警備員になる人にとっては不安でたまらないかもしれません。

法定研修制度がある

警備員として採用されても、現場に出る前に法定研修の受講が義務になります。これを修了しなければ、警備員として現場に出ることができません。この法定研修の中で、警備員として最低限必要になる知識や技量などを一通り学ぶのです。そのため、全くの未経験者であっても安心して警備員になることができるのです。

現場でも先輩警備員から教えてもらえる

法定研修で知識や技量について学ぶ内容と実際の現場で必要とされる内容には、若干の違いが出てくるのはよくあることです。また研修で学ぶ内容は一般的な内容であり、現場ごとに細かい決まりごとがあることも少なくありません。それを考えると、また不安になってしまうかもしれません。

しかし警備員は現場での人数の多い・少ないはあっても、単独で勤務するということはほとんどありません。初めていく現場にも先輩の警備員が必ずいて、その現場ごとの注意事項を教えてもらえるのです。これも新人の警備員には心強いポイントになるでしょう。

資格は必要ないが、業務に役立つ資格や検定がある

警備員の仕事に慣れてくると、更なるステップアップを目指したいと考える人も出てきます。そのような向上心あふれる人のために、警備業界でもいくつかの資格や検定制度が用意されているのです。そしてこれらの資格や検定は、警備業を営むために必要な資格と、警備業務に当たって必要とされる知識や技量のレベルを確認する検定に分けられます。

検定合格者がいなければならない現場もある

クライアントからの依頼によって警備員の派遣が決まるのですが、警備員であればだれでも大丈夫、というわけではないことには注意しておきましょう。アルバイトの警備員が数多く活躍する交通誘導警備やイベント会場等で警備に当たる雑踏警備にも、現場によっては、検定合格者の配置が義務づけられるところがあるのです。

もちろん、その現場に派遣される警備員の全員が持っている必要はありませんが、警備業界でこれからも活躍していこうと考えている人は資格や検定の取得を考えてみても良いかもしれません。

手当が付くこともある

資格も検定も警備業を営むうえで、またクライアントに依頼された業務を確実にこなすためにも欠かすことができないものです。これらの資格や検定を取得するのは、警備会社にとっても有益であることは間違いありません。

そのため、資格や検定を取った人に手当を支給するようにしている警備会社がほとんどです。手当の金額は様々ですが、年間の勤務日数をかけた金額分がそのまま収入アップにつながることを考えると、取れる資格は取っておきましょう。

まとめ

「経験不問、未経験者歓迎」の言葉の通り、警備員になるために必要となる資格は全くありません。その一方、その後の業務に必要となる資格や検定が数多くあるのは、他の職種との大きな違いと言うことができそうです。

「桃源警備」も、未経験の方の挑戦は大歓迎です。また、その後の資格や検定の取得も強力にバックアップします。頑張る気持ちを無駄にしないのが当社です。気になった方はお気軽にお電話ください。