警備員に腰痛はつきもの?腰痛とヘルニアを予防するポイントとは?

警備員に腰痛はつきもの?腰痛とヘルニアを予防するポイントとは?

警備員が陥りやすい症状の1つに腰痛があります。多くの人が悩まされている腰痛ですが、そのほとんどが詳しい原因がわからないという特徴があります。その中でも原因がはっきりしているのが「ヘルニア」です。

このヘルニアを含めて、警備員が腰痛になりやすい理由とその予防法について解説していきます。警備員になりたいけど腰痛が不安…という人はぜひご覧ください。

警備員が腰痛になりやすいのはなぜ?

腰痛に悩まされる人は多くいます。この記事をご覧の方の中にも腰痛持ちの方がいるのではないでしょうか。警備員として活躍している人の中にも、腰痛と闘いながら仕事を続けている人がいます。警備員が腰痛になりやすい理由はどういったものなのでしょうか。

同じ姿勢を続ける

警備員の仕事の特徴に、同じ姿勢を続けるというものがあります。ほとんどが立哨(立ってする警戒)ですが、椅子に座って業務にあたることもなくはありません。ぴしっとした姿で業務に当たることが要求されるため、動き回る機会もそうそうありません。

この同じ姿勢を長時間続けるということが、腰痛の原因になってしまうのです。

柔軟性がなくなる

同じ姿勢を続けることで、筋肉が緊張してしまうということも理由の1つに挙げられます。同じ姿勢を続けることで柔軟性がなくなり、腰の周囲の筋肉の炎症を引き起こしてしまうのです。

ヘルニアになる危険性も

背骨の骨と骨の間には「椎間板」と呼ばれる軟骨組織があり、クッションの役割を果たしています。この椎間板が飛び出して腰の神経を圧迫するのが、「椎間板ヘルニア」という症状なのです。

立ったまま、座ったまま、という動かない姿勢であっても、この椎間板には圧力がかかり続けます。動くことができればその圧力も軽減されますが、ずっと同じ姿勢を続けざるを得ないという業務上の要請が、椎間板ヘルニアのリスクを高めてしまうのです。

腰痛を防ぐコツ

腰痛の防止には正しい姿勢を保つのが一番です。言われることは理解できますが、実際にどのようにするのがポイントなのか具体的に見ていきましょう。

立っている場合の注意点

まずは、まっすぐに立つことを意識しましょう。背筋を伸ばすのが大切ですが、その際には頭から背骨が垂れ下がっていることをイメージしてみてください。そうすることで、腰の部分にかかる負担を軽くできるのです。

また、状況によっては物を拾ったりする場面も出てくるかもしれません。その際は腰を曲げて拾おうとはせず、膝を曲げてしゃがんで拾うように心がけましょう。腰を曲げるのは腰に大きな負担をかけることになるので、極力避けるように心がけてください。

座っている場合の注意点

座り方にも人それぞれにクセというものがあります。猫背であったり後傾気味の姿勢であったりしていないでしょうか。座る場合にも正しい姿勢が大切になります。まずは首と背骨をしっかりまっすぐに伸ばすのが基本です。だらりと座るのではなく、お尻の骨で支えるように意識して座りましょう。そう意識することで、自然と姿勢が良くなってきます。

腰痛防止グッズを活用する

腰痛に悩まされる人は数多くいますが、その分腰痛を軽減するグッズも数多く販売されています。サポーターにコルセットが腰痛防止グッズの代表ですね。また姿勢を正しく保つという点では、姿勢矯正用のサポーターも役に立つはずです。

また、同じように座る際の腰痛を軽減するグッズもラインナップが豊富です。自分に合うグッズを見つけて、腰痛の防止・軽減に役立ててください。

まとめ

腰痛持ちだからと言って、警備の仕事をあきらめてはいけません。ちょっとした工夫で腰痛も軽減できるので、グッズの活用も含めて検討してみましょう。私生活においてもきっと役に立つはずです。

「桃源警備」では、皆さんの体調に合わせて現場を選ぶよう心がけています。腰痛がひどくて勤務できないような場合はお休みいただくことも可能です。皆さんに寄り添った配置を心がけているのが「桃源警備」です。ぜひお気軽にお電話ください。