警備をするうえで必要な警備腕章の基礎知識を説明

警備をするうえで必要な警備腕章の基礎知識を説明

お祭り会場、イベント、町内の巡回などさまざまな場所で警備腕章をする機会が多くあると思いますが、なぜ、警備腕章をする必要があるのかご存知でしょうか。また警備腕章の正しい付け方、選び方があることをご存知でしょうか。

本記事では、警備腕章の基礎知識について紹介します。町内会のパトロールで腕章を導入しようとしている、小規模な警備をスタッフで行おうと検討している方はぜひ参考にしてください。

腕章の基礎知識

まずは警備をするうえで必要になる、腕章の意味や正しい取り付け方を紹介していきましょう。

腕章をつける意味

なぜ警備をする際に腕章をするのでしょうか。制服などの警備員とわかるスタッフが警備をしている場合は、腕章をつける必要がありません。しかし、制服はコストがかかりお祭りなど1年に1度のイベントで導入することはあまりふさわしいとは言えません。

そこで、警備をしているか誰かを分かってもらうために、腕章を導入することで誰もが警備員だとわかりやすくします。もちろん、ただ腕章をつければ警備員であると示しているわけではありません。「警備」と記載していないと、警備員と判別することが難しくなるので注意が必要です。

責任者を見分けることができる

腕章の良い点では、腕章でその人がどのような人かを見分けることができます。ただの警備スタッフなのか、それとも警備員を管理するスタッフなのか、腕章の色や表示方法に工夫をすれば、すぐに判別することが可能です。

これは、利用者だけでなく、はじめて現場に配置される警備員を腕章だけで判断することができるので、運営側も不測の事態に陥った時に責任者を探す、警備員を呼ぶ時に役立ちます。

特に大勢が出入りする場所や、警備スタッフのメンバーを全員把握していない場合はこのような腕章をつけて判断しやすい環境を整えるようにしましょう。

腕章の位置は右?左?

腕章をつける際、右と左どちらにつけるべきか迷うということもあります。実は腕章には正しい装着位置があることをご存知でしょうか。正しい位置は左側です。左につけることにはきちんとした理由があります。

実は、日本人の多くが右利きなので、利き腕と逆の位置につけることで作業をしやすくすることができます。左利きの方は、警備員の腕章を右に取り付けなければならないという規則がないのであれば、右に装着して作業に支障のない工夫をするようにしてください。

腕章の選び方

簡単な警備をするために、腕章を購入しようと検討している運営者の方は次のようなことを意識して腕章選びをするようにしてください。

目立つ色を身につける

警備員と周囲に知らせるために、目立つ色の腕章を取り付けるようにしましょう。夜間に警備することを想定して蛍光色を選択する方法もよいでしょう。オーソドックスな色は緑色ですが、遠くからでも警備員とわかる色であれば、どのような色でも構いません。

役職によって色を変える

警備スタッフと管理スタッフを分けているのであれば、役職によって色を変えるようにしましょう。役職によって色を変えることで、当日だけ現場を担当するスタッフでもすぐに誰が責任者であるのかを判別することができます。役職のついた腕章は、トラブルが発生した時の責任者が装着するようにしてください。

ピン、クリップのおすすめ

腕章の多くが安全ピンで取り付けるものが多くありますが、衣服が傷ついてしまうのであまり選びたくないというケースもあるでしょう。このような場合は、クリップタイプの腕章をおすすめします。

まとめ

警備腕章はイベント時に装着することで現場の安全を確保し、スムーズな運営を実現させることができます。しかし、素人ではカバーできない点も多くあることも事実です。そのような場合は、警備のプロにお任せください。

「桃源警備」では、都内周辺のさまざまな場所のスタッフを派遣し、安全な警備を提供します。みなさまからのご依頼を心よりお待ちしております。