警備業界は慢性的な人手不足のため、応募してしまえば100%採用と考えている方も少なくないようです。しかし、人手不足の業界ではあっても、採用担当に「一緒に頑張っていける人だ」と思われなければ、面接を通過するということはあり得ません。それでは、警備の面接に際に注意する点は具体的にどのようなところなのかを確認していきます。ここで紹介するポイントは他の業種にも当てはまるはずです。
応募段階でのポイント
人手不足の警備業界とはいえ、他業種の面接と基本的に変わることはありません。採用担当者が抱く第一印象を損ねてしまっては、その後の面接の大きな障害になってしまうので注意が必要です。
電話をかける
皆さんが初めて警備会社と接点を持つのは、応募の電話をするときです。忙しい時間帯は避ける、営業時間外には電話しないなどといった電話をかける際の最低限のマナーは押さえておきましょう。また、忙しい時間を割いて応対してくれるということを意識して、要件を簡潔に紙にまとめておくのもポイントです。
履歴書の用意
どの職種であっても、面接に際しては履歴書の提出を求められます。今までの学歴や職歴を丁寧に書いていきます。最近はパソコンで入力した履歴書を用意する人も多いようですが、肉筆ではない履歴書によいイメージを持たない会社も多いので、避けたほうが無難です。
場所と時間の確認
応募の際に面接の場所と日時が指定されるはずです。改めてその内容を確認しておきましょう。警備員としての最低限の素養は、何にもまして「時間を守る」ということにあります。面接時間に遅れるようなことがあると、面接官の印象が悪くなってしまうので気をつけましょう。
面接当日の注意点
身だしなみを整える
初めての顔合わせでは第一印象が何よりも重要です。ここで悪い印象を与えてしまうと、後々挽回するのも難しくなってしまいます。担当者に不快な印象の与えることがないように、ルーズな格好で面接に臨むようなことは慎みましょう。
時間を守る
これは警備の面接に限らず、どの職種でも当てはまることです。まして、警備業は時間厳守が求められる職種であることは言うまでもありません。念には念を入れて、面接場所には少なくとも15分前には着くように行動しましょう。時間に余裕があれば心にも余裕が生まれます。身だしなみの最終チェックも念入りに行いましょう。リラックスして面接に臨むためにも、余裕を持った行動は不可欠です。
元気な声であいさつを
警備会社に着きました。担当者に取り次いでもらいます。受付の方には自分の名前と来た目的を元気な声で伝えましょう。受付の方もその警備会社の一員であることに変わりはありません。元気な人だなと思ってもらえると、その会社での居心地も良くなるはずです。
いよいよ面接
担当者との面談
さて、次はいよいよ担当者との顔合わせです。ここでも元気な挨拶を忘れずに。現場で求められる素養は元気であることです。多くの人が行きかう場所で業務に従事することが多いので、その現場での会社の顔として恥ずかしくないような振る舞いを求められるのです。
また面接場所には椅子が用意されていますが、担当者から指図があるまでは座ってはいけません。
聞かれる内容
面接の際に主に聞かれる内容は、①志望動機 ②いつから勤務が可能か ③どのくらい働きたいか などです。緊張のあまりしどろもどろにならないよう、前もって考えておくのも大切なことです。そして、返答する際も内容がはっきりと伝わるように元気よく伝えましょう。面接官にも「一緒に頑張りたいな!」と思わせるくらいの気持ちで臨むのがポイントです。
面接終了後
緊張する面接も無事に終わりました。今後は警備会社からの通知を待つだけです。ただ、場合によっては面接の場で採否を伝えられることがあります。採用された後は警備員になるために不可欠の「法定研修」がありますが、その場でその日程を伝えられるかもしれません。緊張のあまり忘れてしまうことがないよう、しっかりと予定表に書き込んでおきましょう。
まとめ
人手不足と言われる警備業であっても、面接の際の行動や態度が重要であることは言うまでもありません。時間は厳守、身だしなみを整えて元気にあいさつ、受け答えはハキハキと。これが警備会社での面接のポイントです。難しく思われるかもしれませんが、これからここで働きたいという熱意があれば難しいことではありません。
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