警備員は人々の安全を守り、やりがいのある仕事というイメージがあることでしょう。警備員のお仕事に憧れている方も多くいると思いますが、屋外で働くこともあるため、環境よっては過酷な状況で働かなければいけないのではと心配されている方も多いのではないでしょうか。
特に熱中症は、警備員にとって危険がないのか気になるところです。そこで今回は警備員と熱中症についてお話ししましょう。
夏の警備員、熱中症は大丈夫?
警備員は屋外勤務だけではない
警備員というと外で働いているイメージが強くありますが、必ずしも屋外で勤務するというわけではありません。会社のエントランスで働くこともあれば、屋内駐車場への誘導、ショッピングモールの館内の見回りなどもあります。体力に自信がない方は、夏場は屋内の勤務を中心にしてほしい、とお願いすることもできるでしょう。
屋外でも、暑い日には日陰などで行う
また屋外での勤務であっても、夏の日に直射日光が降り注ぐ、熱中症にかかる危険がある場所での勤務は、基本的には考えられません。夏の暑い日には、警備員の安全を考えて何らかの対策が行われるのが一般的です。行われていないのであれば、それは大問題です。
こんな日の警備は熱中症に注意
会社がある程度熱中症対策を行ってくれるとはいっても、自分たちで熱中症に関する知識を得たり、対策を講じたりすることも大変重要になってきます。特にこのような日には熱中症に注意しましょう。
7月や8月の暑い日
夏の時期でも、7月や8月は特に暑い日が続きます。30度を超えると、熱中症で救急搬送される方が一気に増える傾向にあります。また倒れてしまうまで、体調の悪化に気付かない場合も多いといいます。7月8月には特に注意しましょう。
梅雨の晴れ間や梅雨明け
熱中症で倒れる方が多いのが、梅雨の晴れ間や梅雨明けといった時期です。雨が降っている間は比較的気温が低いのですが、雨が上がるといきなり気温が上がってしまうことが原因と考えられます。急な温度変化に体がついていかず、熱中症となってしまい倒れるというケースが多いのです。
逆に連日暑さが続く日には、体が暑さに慣れてしまうため、温度差が激しい日よりも比較的熱中症の方が少ないといいます。
一気に気温が高くなった日や、雨上がりの次の日には特に注意しましょう。
警備員の熱中症対策~環境編~
次に警備員のお仕事中にできる熱中症対策についてご紹介します。まずは熱中症が起こりやすい環境の改善が大切になります。
警備員の仕事では、同じ場所に長時間立っていなければならない場合も多いでしょう。そんなときには自らで行う熱中症対策と並行して、熱中症が起こりやすい環境の改善をすることも大切になります。
たとえば、太陽の位置に合わせて日陰に立つようにしたり、扇風機を使って風通しをよくしたりします。最近では屋外ミストなどもよく見られます。
警備員の熱中症対策~自ら行う熱中症対策~
水分と塩分をこまめに摂取する
警備中は水分と塩分をこまめに摂取するようにしましょう。熱中症対策用のタブレットなどは、勤務中でも手軽に口の中に入れられますので重宝します。
熱中症対策グッズを使用する
そのほかにも最近では、さまざまな熱中症対策グッズが販売されているので、そういったものを取り入れながら勤務を行うという方法もおすすめです。保冷のハンカチーフ、保冷剤、冷却スプレー、体に塗る冷却ジェルなどがあります。どれもバラエティショップやドラッグストアなどに売っています。
まとめ
夏の警備員はどうしても熱中症を心配してしまいますが、警備員会社もきちんと警備員の安全を守るために、熱中症対策を行っているところがほとんどです。そんな中でも、自分で対策を行う必要もあるでしょう。「桃源警備」では、夏の暑い日でも警備員の方が安心安全に働けるよう、細心の注意を払っております。警備員勤務にご興味のある方は、ぜひ一度当社までお問い合わせください。