警備の仕事の詳しい内容とは?楽と言われることが多いが実際にはどうか

警備の仕事の詳しい内容とは?楽と言われることが多いが実際にはどうか

「今までの仕事を辞めて新しい職種に挑戦してみようかな」若い人は特にそう思うことが多いのではないでしょうか。転職するにあたって重視するポイントの1つに、「楽かどうか」というところもあるかと思います。警備には大きく4つの業務区分がありますが、その内容によっても違いが出てきます。はたして「警備は楽」という話は本当なのでしょうか?求人が多い1号業務と2号業務について見ていきましょう。

施設で活躍する1号業務

オフィスビルやショッピングモールなどで見かける警備員が携わっている仕事は「1号業務」と呼ばれるものです。施設警備とも言われます。施設に出入りする多くの人々の安全や財産を守るのが、その業務内容です。

施設警備は快適な環境で従事できる

施設警備の一番の特徴は、屋内での仕事であるという点です。雨風の影響を受けないのはもちろん、空調も効いているので、快適な環境で業務に従事できるのは嬉しいポイントと言えますね。

当直もある

業務に携わる時間は現場の施設がオープンしている時間帯が基本になりますが、その施設によっては24時間体制での勤務が要求されることもあります。12時間ごとに交代する、24時間で交代するなど、その態様は警備会社によって異なりますが、当直の場合、勤務が明けるとその日はお休みになるのが基本です。休みが多く感じられるのもポイントと言えるでしょう。

緊張感を強いられる

施設警備の目的は、その施設に出入りする大勢の人の安全・財産を守ることにあります。場合によっては犯罪の現場に直面することもあるかもしれません。そんな場面で最初に頼りにされるのは警備員なのです。名誉なことでもありますが、一番責任を感じる部分でもあります。

2号業務は道路やイベント会場

道路工事や建設工事現場での交通誘導やイベント会場での業務が2号業務です。雑踏警備とも呼ばれます。道路や人込みで混雑する場所で、行き来する人や車の安全を確保するのがその業務内容です。

雑踏警備は屋外での業務がほとんど

雑踏警備の場所は道路や公園など、ほとんどが屋外です。雨天中止となることもありますが、基本的に風雨や気温の影響をまともに受けるのが辛い点かもしれません。

拘束時間が短いこともある

時間から時間までの勤務であることは変わりありませんが、その時間が変則的であるのが雑踏警備の特徴です。道路工事ではその日の作業が終わってしまえば警備も終了、定時よりも早い時間に帰れることもよくあります。

また、イベント会場での警備もそのイベントの時間帯と前後の準備・後片付けと、基本の勤務時間よりも短くなることが多いのです。早く帰っても日給はそのままということがほとんどなので、時給換算すると得になるのは雑踏警備の良いところと言えます。

八つ当たりされることもある

渋滞や混雑に巻き込まれるとイライラしてしまうのが人間というものです。雑踏警備に携わる人は、そのイライラのはけ口にされるということもあります。罵詈雑言を浴びせられるような可能性があることは覚悟しなければいけません。

まとめ

働いている警備員の様子を見ていると単調な仕事に思うかもしれません。そのため楽に映ってしまうこともあるのでしょう。

ただ、楽そうに見えても、勤務中に目配り・気配りが必要になるところはたくさんあります。慣れてしまえば確かに「楽」と言えますが、それは警備員として求められることを当然のようにこなして初めて感じられるものなのです。

「桃源警備」では、楽は楽でも、楽しい「楽」を追い求めています。楽しくなければ仕事も長続きしません。みなさんの「楽しい」を応援する「桃源警備」で一緒に働きませんか?お気軽にお問い合わせください。