警備員に必要な護身術のスキルとは?2種類の護身術を紹介

警備員に必要な護身術のスキルとは?2種類の護身術を紹介

警備員の仕事は危険と隣り合わせです。侵入者や不審者に遭遇することもあり、適切な判断や処置を下す必要もあります。今回は、警備員に必要な護身術についてスポットをあてました。警備員に護身術のスキルが必要な理由やおもな護身術について紹介します。

警備員の仕事内容に興味のある方や護身術について興味のある方は、この記事を一読してください。

警備員には護身術が必要

警備員は、安全や安心を守るために護身術が必要になることがあります。状況によっては、ほかの人の命だけではなく、自分の命を守らなければならないこともあるでしょう。業務内容によっても異なりますが、ほとんどの業務において護身術は必要です。

警備員の志望者の中には、柔道や空手などの経験者もいます。また、ラグビーやレスリングの選手として活躍した人もいます。武道やスポーツの経験者の中には、自分は体力に自信があるので警備員に必要なスキルを持っていると考えてしまう人もいます。

警備員として働くには、ある程度の体力は必要です。ただし、体力や武道経験と護身術はまったく別なので注意しましょう。警備員として働く人はすべて、護身術の習得が必要です。

身を守るためには護身術が必要

警備員にとって大切なことは、ほかの人や自分自身の安全です。攻撃を受けたときに身を守ることを重視しており、積極的に相手にダメージを与えることは行いません。警備員は、警戒棒や警戒杖などの護身用具を使用しますが、あくまでも身を守るものとして使用します。

警備員が不審者や侵入者に遭遇したときには、相手との間合いに注意して不用意に近づかないようにします。また、不審者が複数の場合には、現場から離れて安全を確保するといった判断も必要になるでしょう。相手とのコンタクトは最小限にとどめて、警察機関へ助けを求めることが重要です。

警備員が学ぶ2つの護身術

警備員は、おもに2種類の護身術を習得します。

素手によるもの

警備員は、素手による護身術を習得します。

投げや打撃の基本についても学びますが、まずは相手の攻撃をかわす術を習得します。警備員は警察官とは異なり、相手を攻撃できる立場にはありません。不審者や侵入者に遭遇しても、相手が危害を加えてこない場合には手を出せないので注意が必要です。

素手の場合には、後ろさばきや体さばきといった防御技、片手内回しや外回しといった離脱技を習得します。

護身用具によるもの

警備員は、護身用具による護身術も習得します。

護身用具を使用する護身術では、警戒棒や警戒杖、盾やさすまたなどを使用します。ただし、素手の場合と同じようにいつでも使用できるものはありません。不審者や侵入者が武器を携帯している場合や、不審者の体格が明らかに大きい場合に使用できます。

護身用具に関しては、使用方法だけではなく、使用の可否を瞬時に判断するスキルも習得します。

警備員の業務に就く前に護身術を学ぶ

警備員として業務に就く場合には、警備業法に基づいた30時間以上の研修を受けることが義務付けられています。

研修は、護身術に加えて、警備に関する法律や人命救助のための応急処置などについてのスキルも習得します。指導教育責任者からレクチャーを受けるので、しっかりと学ぶようにしましょう。

まとめ

警備員は、安心や安全を守るために護身術を学びます。護身術には、素手を使うものと護身用具を使うものがあります。相手の攻撃のかわし方や護身用具の使用方法などを学び、警備員として働くためのスキルを身につけることが大切です。

「桃源警備」では、護身術のスキルを持った警備員が、施設の警備や交通誘導などを行います。一つひとつの現場に合わせた適切な警備を用意しており、いつでも安全第一の警備が可能です。警備の依頼を検討されている方や警備員の仕事に興味のある方は、ぜひ「桃源警備」にお問い合わせくださいませ。