お客様の貴重な現金を安全確実にご指定先まで輸送する安心の警備体制

銀行だけでなくコンビニエンスストアにもATMが設置されている昨今、金融機関以外の場所にも多額の現金を輸送する必要が増大しています。警備会社では、お客様の大切な多額の現金を安全確実にご指定先まで輸送する業務も行っております。具体的にどのように現金輸送の安心安全を確保しているのか、お伝えします。

現金を輸送する際の警備体制

お客様の店舗の売り上げを金融機関などに輸送したり、コンビニエンスストアなどの店舗に設置されたATMに入れる現金を金融機関から輸送したりする仕事も、当社が担っている警備業務の1つです。

お客様に安心して利用していただくために、どのような体制で現金など貴重品の輸送を行っているのかを、ご説明しましょう。

高額の現金を輸送する際には、必ず専用の車両を使用します。当社では、お客様の大切な財産をお守りしながらご指定の場所にお届けするための「現金輸送車」を備えております。また、ご要望に応じて現金輸送車を警護するための伴走車も用意しています。

現金輸送車は、車内に金庫室を備えた二重ロック構造になっており、外装や金庫室は、万が一交通事故に遭ったとしても、扉が開いたり破損したりしない構造になっています。窓ガラスも通常の自家用車とは異なり、刃物や鈍器による攻撃によっても割れない構造になっています。

現金輸送車内の金庫室を解錠するためには特殊な鍵が必要で、輸送している現金が届け先に到着するまで、事故や盗難から守り抜くことが可能です。

現金の輸送を行う業務には、現金などの貴重品を輸送するために必要な資格や知識を有した警備員があたります。貴重品の輸送に限らず、すべての警備業務を行うためには必ず研修を受けることが義務付けられています。当社で業務を行っている警備員も全員が専門の研修や実務のために必要な訓練を受けております。

また、1つの現場には必ず警備業法で定められた「警備業務検定」資格を有する者を最低1名配属しなければなりません。お客様の大切な現金を輸送する際には、「貴重品運搬警備業務」の検定資格者が必ず業務にあたります。

貴重品の運搬輸送は複数の人数で警備業務を担うことが定められているので、高い専門知識を持つ検定資格者を含む2名以上の警備員が、お客様の大切な現金を守りながら、安全確実にご指定のお届け先に輸送します。

現金輸送業務にあたる警備員が、専門知識や特別のスキルを持っていることを前項でお伝えしました。それでは、具体的にどのような配慮をしながら業務を担うのか、簡単にご説明しましょう。

警備員は、お客様の生命や大切な財産を守るための業務を担います。そのため、何よりも重視されるのは、業務に対する使命感や、責任感、法令を守りながらお客様の依頼を確実に成し遂げようとする誠実さです。

当社の警備員は、学歴などに示される能力よりも、まじめに確実に業務を行うことができるかどうかといった、人柄を重視した基準によって採用を行っております。

依頼された仕事は、きちんと責任を持って確実に遂行できるように、常日頃から意識を高め、時間管理、健康管理面といった日常生活面においても業務を意識した取り組みを行っています。

現金輸送は、運んでいる物が高額であるため、盗難に遭うリスクも高い業務です。また、車を運転する業務であるため、交通事故の危険も考えられます。警備員が確実に業務を行うためには、運んでいる現金など貴重品の安全はもちろん、警備員自身の安全の確保も必要不可欠です。

そのため、現金輸送業務にあたる警備員は、危険に遭遇した際にも対応できるように服装や装身具にも配慮しています。

通常警備員の業務は、警備会社が定めて警察に届け出た制服および制帽を着用しますが、現金輸送業務の際には、防弾チョッキを着用し、警棒を携帯します。また、制帽の代わりにヘルメットを着用することもあります。

警棒は、すべての警備業務で用いるわけではありませんが、貴重品輸送の際には盗難などの危険に遭遇する可能性もあるということから、警察に届け出た上で、他者から見て所持していることが分かるように装着します。

警備員の研修では、護身術や危険に遭遇した際の対応方法など、いざという時に自らの身を守る訓練も行われており、大切な業務を確実に行うためにも警備員自身の安全を守るための体制も整えられています。

「桃源警備」では、お客様の大切な多額の現金を安全確実にご指定先まで輸送するために必要な、現金輸送車および輸送のための体制を配備しております。また、業務に必要な特別な訓練を受け、高い知識やスキルだけでなく、依頼された仕事に対する高い責任感を持つ、まじめで誠実な警備員が業務にあたります。

現金などの大切な貴重品を輸送する際には、ぜひとも当社にご用命ください。