柔道のスキルを警備の仕事に役立てる方法とは?

柔道のスキルを警備の仕事に役立てる方法とは?

ビルなどの施設警備や、工事現場での交通警備など、警備の仕事には様々な種類が存在しています。警備をするということは、その場で何らかのトラブル発生の可能性が想定されているということでもありますので、警備員は万が一に備えておく必要があります。護身術などがあるなかで、柔道のスキルは警備の仕事に役立てることが可能です。そこで今回は柔道のスキルを警備に役立てる方法などについてご紹介いたします。

護身術は必須

警備員として警備の仕事につくためには、護身術の習得は必須です。これは警備を行うなかで不審者や侵入者と対峙する可能性があるからで、義務付けられていることでもあるのです。そのため護身術の指導をせずに業務にあたることはできません。現場を守るという意味でも、自身の身を守るためにも欠かせないというのは間違いないことでしょう。

なかには体格がガッチリしていたり、身長や体重が人並み以上であったりする場合には、護身術を身に着けていなくてもいざというときにどうにか対処できると考えてしまう方もいるでしょう。確かに体格差は大きなアドバンテージと言えますので、そう思うのも無理ありません。しかし、侵入者や不審者は必ずしも丸腰とは限りませんし、むしろ何らかの武器や凶器を所持していると考えるほうが自然です。

また、格闘技などの技術を備えている可能性も考えられます。そのような相手に対して体格差だけで挑むのは無謀ですし、警備を任せられている以上は護身術で対処できるようになって置かなければならないというわけです。

また、護身術を身に着けているということは自信や安心にも繋がります。いざというときには人間ですのでどうしても不安になってしまうものです。しかし、対処するための技術を身に着けていれば、臆することなく立ち向かうことができるのではないでしょうか。

警備員が学ぶ護身術

警備員が身に着ける護身術は大きく分けて2種類あります。一つ目が相手を制圧するための技術です。警備員の使命は安全を守ることにありますので、いくら不審人物や侵入者がいたとしてもこちらから攻撃を仕掛けることはできません。攻撃するとしたらあくまでも危害を加えてこられたときや、大きな問題が予見されたときなどです。

そこで、相手が危害を加えてきた際に、命を守りつつ安全を確保するために相手を制圧する技術をみにつけるというわけです。防御の方法や相手を抑え込むということが重要なのです。

もう一つは警棒を使った護身術です。警察官とは違いますので、銃器の携帯や使用はできません。とはいえ、警備の行ううえで素手だけというのは心許ないですし何より危険ですので、警棒を警備用アイテムとして使用しているのです。ただの棒だと思われるかもしれませんが、使用方法をしっかりと身に着けることで凶器を持っている相手を迅速に無力化することも可能となります。

この2つの護身術を身に着けることで自分自身の身を守りながら、警備を遂行するのです。

柔道の技術は非常に役立つ

柔道の技術は警備の仕事にどのように役立つのでしょうか。それは相手を制圧するというときに発揮されます。柔道というのは向き合った相手を倒したり投げ飛ばしたりすることに長けた格闘技です。また倒した相手をしっかりと抑え込み、身動きを取れなくさせることもできます。護身術の中には向かってきた相手を無力化し、制圧するための技術が含まれていますので、柔道の経験や技術があれば最大限に活用することができるでしょう。

護身術には含まれていない技も柔道にはたくさんあるかと思いますので、相手を動けない状態で固めることができるのであれば技術の一つとして磨いておくべきです。

被害の拡大を防ぐことが目的

警備員は異常がないか巡回や見張りをおこなうことが第一の業務です。そして万が一、何らかの異常が見受けられた際には素早く対処し、安心や安全を確保しなければなりません。そのため不審者などを捕まえることに必死になってしまうと、本来の目的とはずれてしまうのです。あくまでも被害の拡大を防ぎ、安全を確保することが優先ですので、それを肝に銘じておくといいのではないでしょうか。

柔道のスキルがあったとしても、それを発揮しなければならないわけではないのです。いざというときに活用すればいいだけですので、慢心することなく警備にあたるということが大切です。

まとめ

柔道のスキルは、警備員であれば必ず身に着けなければならない護身術に通ずる部分がありますので、技術を持っている方であればとても有効であるといえるでしょう。不審者などを制圧することができる技術なのですから、活用しない手はありません。

「桃源警備」はプロフェッショナルに対応することをコンセプトとした警備会社ですので、柔道のスキルをお持ちの方で警備のお仕事に興味をお持ちでしたらまずは一度ご連絡ください。